代表理事の挨拶

社団法人 人事・組織開発協会のチーフ・コミュニティ・オフィサー(理事長)の、松井義治と申します。本協会の基本路線として、「人事、及び、人材マネジメントの慣習の進歩・発展に寄与し、働き甲斐・連帯感・生産性の高い職場創りを支援する」というミッション達成に向けて活動を続けていきます。
思い起こしますと、私が1980年に最初に人事と出会ってから人事には様々な変化が起きています。米国での学生時代MBAの科目で人事(Personnel Administration)を取り、その時に米国人事協会(American Society for Personnel Admin、現在のSHRM - Society for Human Resource Managementの前身)に入会しましたが、その時は名前通り、採用・トレーニング・人事ポリシー・雇用機会均等・労務など基本的な人事制度の強化と実践が主な活動でした。90年代に入ってから人事のスコアカードができ、中盤からは社内のダイバーシティ推進、後半からは戦略的人材マネジメント、2000年以降はグローバル化とIT化の加速により、ダイバーシティ&インクルージョンを加速させる人材マネジメントの強化と推進が起きています。
働きがい・つながり・社員の成長・元気のある会社にしていくのは、人事部門の役割だと確信しています。ビジネスのグローバル化、デジタル化、複雑化、そして、組織の多様化とエンゲージメントの改善、また、日本政府推進の働き方改革や健康経営推進などは、これからも、人事部門の重要課題です。
本協会の会員の皆様のプロフェッショナルゴール達成、そして、働き甲斐のある元気な職場創りのために、人事・組織開発・経営関連のベストプラティスやアドバイス、セミナーや勉強会、グローバルのHR(人事、人材/リーダーシップ開発、組織開発、脳科学、ポジティブ心理学、HRテックなど)の専門家とのネットワーク機会、などの提供を行っていきます。是非、ご質問、ご意見、ご提案をお聞かせください。
では、皆様の本協会のコミュニティへのご参加をお待ちしています。宜しくお願いします。