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コロナ禍で社員のレジリエンシーを高め、生産性を強化する

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米国の調査によると、今回のコロナ禍の影響で、友人や仲間と交わたり、支援し合ったりすることが激減した日常生活と働く環境により、労働者の73%が心理的ストレスを経験し、77%が身体的ストレスを経験しているとのことです。 そして、従業員はこれを重要視しています。ストレスの多い職場の2つの大きな副作用は、生産性の低下と離職率の増加であり、最終的には燃え尽き症候群(Burnout)につながっていきます。
このようなストレスの増加した働く環境の中、組織と業績の両方を守るために、会社としては社員のメンタル面と身体面の健康を強化増進すること、即ち、レジリエンシー(強靭な健康と回復力)の高める施策を打つことが急務なのです。
今日は社員のレジリエンシーやウェルビーング(幸福感)を高めるための3つのアプローチをご紹介します。
  1. レコグニション・プログラム:米国に本拠地を置く、世界最大の人事関連の協会、人材マネジメント協会(SHRM)の調べでは、レコグニション・プログラム(報奨制度)が社員の定着率を大幅に上げます。マズローの「人間の基本的欲求の5段階」の4段目にある「承認の欲求」を満たすための、社員の行動や仕事を認めること、褒めることは、まさしくウェルビーングに直結します。皆さんの会社のレコグニション・プログラムは社員の士気をどのように高めているでしょうか?
    • 報奨は金銭ではある必要はありません。年度末のxxx大賞、月間xxx大賞などいろいろな形で社員を称えることができます。
    • 上司や仲間が、もっと頻繁に、褒めること、認める言葉をかけることも、日々のモチベーションにつながり、大切です。「ありがとう」という言葉だけでも、大きな効果があります。
  2. 社員間の関係性の強化:調査では、社員の7割は仲間との共同を心の礎にしてます。他の調査でも、メンバーとの関係性は離職せず頑張り続ける理由のトップ5に入っています。マズローの「欲求の5段階」の3段目にある「愛/所属の欲求」を満たすものです。
    • コロナ禍の中でも、オンライン・ツアー、オンライン同好会、オンライン・ゲーム、など、いろいろな催し物で、社員間のつながりを維持強化できます。身体のケアのための、ヨガやストレッチ、ウォーキングなどのプログラムを提供することも効果的です。
    • チームミーティングでは業務のことだけでなく、プライーベートな話も交える時間も重要です。オンライン・ランチもいいですね。
  3. マインドフルネス・プログラム:セルフケアを含め、精神的休養は、社員のパフォーマンスに好影響を与えます。 87%の組織が精神的な福利厚生プログラムを提供しているようです。セルフケアを促進するマインドフルネスの重要性は欧米ではこの10年間で高まり、パンデミックが始まって以来、その広がりは加速化されています。企業だけでなく、学校や公的機関も、メンバー/社員のセルフケアと共に、精神的レジリエンス(強靭性と回復力)を高め、集中力を高めるためにマインドフルネス・プログラムを提供し始めました。
    • マインドフルネスの導入教育で、まず、その歴史と効用、具体的な実践方法と気を付けるポイントを学ぶことが重要です。(瞑想はマインドフルネスではありませんのでご注意ください。)
    • 仕事を始める前、ミーティングの開始時、一日を終えるときにマインドフル・タイムを持つことは重要です。
職場での幸福は、従業員を維持し、彼らが最高の自分になることを可能にするために不可欠です。そして、職場での幸福を継続的に改善する方法を常に把握することが重要です。私たち、人事組織開発協会でも、マインドフルネスの認定資格保持者がマインドフルネス・プログラムを提供していますのでご相談ください。
尚、30%の社員は自らのメンタルヘルスに関して、評価への影響を恐れて話していないようです。悩みや不安感を話せない、聞いてもらえないことは、精神的な苦痛につながります。ですから、リーダーやマネージャーは社員の不安感やメンタルな悩みを認めてあげ、彼らの声をしっかりと聞くことが重要です。
 
2021年03月04日 15:03

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